保土ケ谷中地区連合自治会 吉川 明
現在の保土ケ谷二丁目交差点から右に入ると"旧東海道"である。その旧道沿い、特に「樹源寺」から「元町橋」付近までの両側には、わらぶき屋根の家並みが昭和三十年代前半まであった。そんな風情があった"旧東海道"の裏に、国道一号が造られたのは昭和二十五年であった。それまでは全ての車は旧道を通行し、また、「箱根大学駅伝」も、旧道を走ったのである。
また、平成十九年に復元をされているが、旧道に入る手前には、通称"松原"と呼ばれていた松並木があった。また、権太坂付近も同様に松並木があり、戦争中その松並木から松根油を抽出し航空燃料としたため、伐採されてしまった。
現在においては、冬、空気の澄んだ日には、遠く富士山の雄姿を眺めることができる。一方、東に目を転ずれば、ランドマークタワーを見ることもできる。
昭和三十年の旧東海道
現在の旧東海道
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